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「香り」と「薫り」の違いとは?


菊の薫に鼻モゾモゾと蠢(うごめ)けり 
 小空

「香り」と「薫り」の違いとは?

かおり・かおる

【香り・香る】鼻で感じられる良い匂い。
茶の香り。香水の香り。菊が香る。梅の花が香る。


【薫り・薫る】主に比喩的あるいは抽象的なかおり。
文化の薫り。初夏の薫り。菊薫る佳日。風薫る五月。



香るは実際のかおりであるのに対して、薫るは比喩的・抽象的なかおりなんですね。

これまであまり意識したことはなかったのですが、そう言われてみればそのように思えてくるのは不思議なもの。

ちなみにGoogle翻訳で英訳してみると、
  • 香り=Fragrance
  • 薫り=Smell
となりました。

こちらは「香り」の方がずいぶん扱いがよい感じ。
「薫り」もさすがに smell 以外に何かあるだろうと思ったのですが、なかなかよい単語が思い付かず。
「かおり」を表す単語には aroma, fragrance, odor, perfume, scent などがありますが、どれも「薫り」よりは「香り」のイメージ。
「薫り」のニュアンスを英語で伝えるのは大変だと思いました。このあたりが翻訳の難しいところですね。


日々のこと、そして「ことば」と「ことばの学び」について語ります。


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[こんなんでも俳句です『味噌醤油豆腐に湯葉や大豆蒔く』 小空 ]八重山毎日新聞の句評

こんなんでも俳句です。
ちょっと嬉しい句評を書いてもらったので・・・



「八重山毎日新聞2015年4月29日『八重山俳壇』から」




(371)八重山俳壇    恵利子・選

今月の一句

『味噌醤油豆腐に湯葉や大豆蒔く』小空

[評]節をつけて歌いたくなるような、調べの良い佳句である。調味料と食品名だけを並べ、これって佳句? といぶかる人もいるかもも知れないが、これは立派な佳句です。俳句をことさら高尚でこむずかしいと思っている方も多いようだが、芭蕉は「俳諧は三尺の童にさせよ」と『三冊子』の中で言っているように、「軽み」「口誦性」などを説いている。現代俳句の中にもキャッチコピーのような句が見られるが、詩的で韻文ならば、それもまた俳句だ。
 五、七、五の短い音律の中で季語の持つ力は大きい。この句は下五の季語”大豆蒔く”を説明しているだけのようだが、中七の”湯葉や”の切れ字が俳句としてのたたずまいを踏まえた佳句としての要因のひとつとなっている。
プロフィール

kuusanfc2

Author:kuusanfc2
沖縄県の南端にある石垣島の小空(しょうくう)と申します。

俳画や墨彩画を描いています。
時には写真も撮ります。
美味しいものを食べるのは大好きです。

よろしくお願いしま~す。

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